ユング心理学【夢占い】
あなたは、カール・グスタフ・ユングをご存知ですか?「ユング心理学」で有名な、スイスの精神科医であり心理学者です。
ユング心理学の大きな特徴のひとつとして、個人的な無意識の探究にとどまらず、個人を超え人類に共通しているとされる集合的無意識を視野に入れた分析を重視したことが挙げられます。
集合的な無意識。。。
これぞまさに、私たちが寝ている間に見る夢の意識です。夢は個人で見るものでありながら、同時に集合的な無意識に繋がっているものなのですね。
夢分析【夢占い】
さらにユング心理学による心理療法では、経験を積んだセラピストと共に、意識的にクライアントの見た夢のイメージを掘り下げていくことをします。
これぞ、夢分析ですね。ユング心理学では他の流派よりも夢の分析に重きを置いています。
夢分析ではフロイトも有名ですが、ユング心理学ではその解釈を、「〇〇の夢を見たから〇〇」「〇〇の夢の意味は〇〇」というように、
一方的に杓子定規に行なうのではなく
クライアントとセラピストが対等な立場で夢について話し合い、その多義的な意味・目的を考えることによって、クライアントの心の中で巻き起こっていることを治癒的に生かそうとする点が異なります。
ユングの洪水の夢【夢占い】
夢は個人的なものでありながら集合的なものであり、その多大なパワーを借りて、個人を励まし癒せるものなのです。
では、なぜユングはそのようなことを行おうと思ったのでしょうか?
それにはやはり夢が関係しています。
彼が夢を本格的に研究するきっかけになった、ある有名な夢の話があるのです。
「洪水が大陸をおおう光景をみた。大波の中に、文明の残骸や無数の溺死体が浮いていた。」
彼はこの夢を1913年の秋ごろから見始め、翌年の春から夏に掛けて、まったく同じ夢を繰り返し見たそうです。
そして現実に8月、第一次世界大戦が勃発します。
夢が伝えるもの【夢占い】
この頃のユングは、師であったフロイトと決別し、大学教授の職をも辞していました。
彼は、世間一般に通じる経歴を選ぶか、何とも知れない無意識の探究を選ぶかという二者択一が自分に課せられていると感じ、意識して前者を捨てる決心をしたそうです。
自らの決断とはいえ。。。
先の方向性が掴めない状態で、精神的にも非常に不安定な日々であったと後に彼は語っています。
これが予知夢であったことは勿論そうです。
しかしそれ以上に、夢(集合的無意識)が悩めるユングに送った大きなエールでもあったでしょう。
占い師名 キャラバンⅢ(きゃらばんさん)
鑑定歴/12年
得意分野 相手の気持ち、恋愛、マイノリティーの恋愛、仕事、ビジネス・経営・金運
占術 タロット、オーラリーディング、西洋占星術、中国占星術(鬼谷算命学)、カバラ数秘術、夢占い、ストーンリーディング、遠隔ヒーリング
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