2.姓名の出発

人生と姓名は切っても切れない関係です。
名前はその人を表わし、生涯、その名前とつきあっていかなければなりません。
姓名の文字にはものの見方や考え方が凝縮されており、日常生活で使うことによって感情や思考に影響を与えるのです。
また、名前は自分以外の誰かにつけてもらうしかありません。
人の名前には、自分の意図を超越した別の意志がはたらいて願いが込められているといえます。



それが親の願いであり、遠い先祖の願いでもあります。
人の名前には親の愛情が宿っているともいえるでしょう。
その親の願いというのは「りっぱな人格者、愛情深い人となってほしい」「出世していい仕事をしてほしい」「いい家庭を築いて子孫が繁栄してほしい」「経済的に恵まれて豊かな人生をおくってほしい」などなどです。
そのような愛情が名前には宿っているのです。
実際、姓名を研究してみると、成功した人、社会に貢献した人、しあわせな家庭をもった人、不幸をたどった人など、そのタイプに応じて共通した特徴を持っています。
姓名に隠された秘密を解き明かして、有意義な人生にするように手助けするのが姓名判断です。