5.九星

九星は、天の気である十干と、地の気である十二支の気で交わって生じた九つの星です。
下図のように、東西南北を示す方位盤の一、二、三・・・・は星の略称で、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星となっています。


普通の地図では北が上になっていますが、運命学では南が上になります。
それは南を天とし、北を地とする意味があるからです。
これらの九つの星は方位をあらわすとともに、天地のあらゆる気や物象をあらわします。
人間もまた、その生まれた年によって、この九つの星のどれかに属していて、人の一生を支配する宿命を教えてくれます。
宿命というのは先天的に持って生まれた性格や運気の流れのことです。
それを知ることによって、自分自身を理解し、長所を伸ばし欠点を補ってチャンスをつかむことができ、幸福への道が開かれるでしょう。

一白水星「水」を象徴しています。流水、雨水、河水の水で、物の形状にしたがって変化し、また気体や固体になったりして、時に応じ、環境にしたがって変化する性質をもっています。
二黒土星「地」を象徴しています。万物を育み生長する暗黒を意味し、大地をあらわしています。地は天の陽気をすべて受け吸収し、受け身の立場に立っています。
三碧木星「雷」を象徴しています。春の陽気と生成伸長していく樹木の若々しい力を持っており、春気を意味しています。
四緑木星「風」を象徴しています。風は四季の寒暖の大気を調節し、どこへでも吹いて行き、ものに突き当たれば方向を変えていくという性質を持っています。
五黄土星「土」を象徴しています。万物を育成する働きと、万物を腐敗させ滅し去る強い力を持っています。
六白金星「天」を象徴しています。大空、天、太陽、そして充実した秋、強い堅固な秋を意味しています。
七赤金星「沢」を象徴しています。常に水をたたえた安住の地で、草木が繁茂し、動物も集まり楽しむ平和境が沢を意味しています。
八白土星「山」を象徴しています。山はひとつの頂であり、終点であり、窮極です。それは新たな出発への堅い意志や強い姿勢を意味しています。
九紫火星「火」を象徴しています。物体が燃える火炎だけでなく、小さな灯火から電灯の照明、空に輝く太陽まで、あらゆる熱と光をもったものを意味しています。